地方競馬の馬主になるための手順

馬主のなりかた教えます!

基本的には、お友達の馬主さんから調教師を紹介してもらう→調教師さんに協力してもらい馬主登録する→馬を買う→その人に預ける、という流れになるかと思います。

が、普通の人に馬主や調教師の知り合いがいるとは、ちょっと思えません。

小生は競馬仲間に馬主さんや牧場関係者がいるので、その人を通せば問題なく申請できそうだったのですが、それをやると(おそらく)入厩先の競馬場と預託厩舎が初めから決まってしまいます。

安い馬しか買えないのに大井の高い厩舎に入れるしかありません、みたいなことにると、それはそれでけっこう苦しいです。ではどうすればいいのでしょうか。

共有馬主(一口馬主クラブ)を活用する

そこで、一口馬主クラブを活用します。

社台グループオーナーズ、ビッグダディオーナーズクラブ等、地方競馬の一口馬主に力を入れているクラブであれば、調教師さんの紹介も含めて、きわめてスムーズに馬主登録の手続きを進められると思います。

小生は最終的に一頭持ちをするつもりなので、競りや庭先取引でお世話になるかもしれないと思い、社台グループオーナーズ経由で申し込むことにしました(社台もこのルートでの販売に力を入れているのか、共有馬主にもセールの案内が来ます。主に中央の馬主に読んでもらうために送ってるのだとは思いますが…)。

共有馬の馬代金と預託料がかかりますが、勉強料&行動の自由のオプション料だと割り切れば、それほどの投資でもないように思います。

資格を取ったら仲間を作って調教師さんを探して馬を買う

馬主資格が取れたら、馬主のオフ会などに出向いて人脈を作っていきます。そこから自分の予算と好み、住所に合った調教師さんを紹介してもらいましょう。

このプロセスが面倒だと言う場合、サラブレッドオークションで中古馬を買って事務局に調教師さんを紹介してもらったり、社台系のセール(セレクトセールや千葉サラブレッドセール)に参加して、社台さんにサポートを受けるという手もあります。

千葉サラブレッドセール、サマーセール、オータムセールの様子と、具体的にどうやって馬を買うかは、下のページをご覧くださいね。

地方競馬の馬主になるには?

地方競馬の馬主になるにはどうすればいいか、というまとめのページです。馬主になりたい方に向けて、資格取得からセリ参加、サラブレッドオークション利用までの手順をまとめています。

  • この記事を書いた人

田中(あらいちゅー)

2018年のサマーセールでサウスヴィグラスの牝馬を購入し、新馬→2走目と連勝し、1年間足踏みしたのち念願の3勝目を獲得。川崎と盛岡で共有馬主もしています。詳しい自己紹介は運営者情報からどうぞ。

2017年8月7日