馬主資格の取り方と見習い馬主日記

馬主になるには日記

地方競馬の馬主になるには年収がいくら必要?

地方競馬の馬主になるための年収と資格

地方競馬の馬主になるためには、一定水準の所得を一定期間保ち、また犯罪歴などがないことが求められます。

要するに、身綺麗で人並みの生活ができる人でなくてはいけません。それでは、具体的にその数字と要件を見ていきましょう。

※基本的には地方競馬全国協会のサイトに全て書いてあるのですが、法人での登録に関する部分などは読んでも仕方ないと思いますし、年収と所得の関係など、わかりにくいポイントがあるので、自分の経験を踏まえて書き起こしました。

年収はいくらあれば馬主登録ができるのか

〔馬主登録の概要〕
1.馬主登録の経済的要件
(1)個人
年間の所得金額が原則500万円以上であること。(収入ではなく所得となります)
ただし、300万円以上500万円未満の場合でも、金融資産(預貯金、株等)の残高等の状況により登録できる場合があります。
また、60歳以上の年金受給者(または年金受給資格者)の方は、所得の金額にかかわらず、金融資産(預貯金、株等)の残高等の状況により登録できる場合があります。

地方競馬全国協会「地方競馬の馬主申請Q&A」より

というわけで、個人で地方競馬の馬主になるためには、年間500万円以上の所得が必要です。

この所得というのは税引き後の収入のことで、ざっくり言えば手取り額になります。

500万円の所得を得るためには、サラリーマンならおよそ700万~800万の収入が必要ではないかと思います。

また、馬の生産者や年金生活者などは、貯金その他の要件によっては年収が要件を下回っていても馬主登録ができるようです。これはケースバイケースになると思うので、正直なところわかりません。

というわけで、馬主と言ってもこの程度の所得要件でなれるわけですから、意外と身近だなと思われたのではないでしょうか。

ちょっと気がきいた企業の、中堅どころのポジションの方であれば、容易に達成可能な年収水準だと思います。

自営業者の場合はもうちょっと稼ぎたい

ただし、自営業者となると話が少し違います。社会保障が国保+国民年金だったりするためか、試算すると年収700万程度ではやや厳しい感じでした。

小生と同じような立場の方であれば、額面1000万程度あれば、節税を結構がんばっても所得を5~600万程度にできるかなと思います。

JRA馬主はスーパーサイヤ人クラスの金持ちでないと無理

なおJRA馬主と違って資産要件はありませんので、極論すれば年収さえあれば資産ゼロでも大丈夫なようです。

ちなみにJRAの所得要件は1700万以上になります。所得でこれだと、額面としては3000万近く必要なのではないでしょうか。

かつ資産要件もあるので、これはもうスーパーサイヤ人なみの銭闘力が必要です。地方競馬とはまったく別の世界ですね…。

過去の犯罪歴などについて

安全公正な競馬を施行するため、いわゆる「あぶない人」は馬主登録を受けることができません。

とはいえ、「あぶない人」に該当する人はほとんどいないでしょうから、簡潔にご紹介しますが、要するに悪徳予想屋、犯罪者、ヤクザ、ブックメーカー、破産者、過去に競馬法違反を犯したことがある人、等です。

そりゃ常識的に馬主になってはいかんよなという感じですが、具体的には以下のとおりです。

(1)成年被後見人、被保佐人及び破産者で復権を得ない者
(2)禁錮以上の刑に処せられた者
(3)競馬法、日本中央競馬会法、自転車競技法、小型自動車競走法又はモーターボート競走法の規定に違反して罰金の刑に処せられた者
(4)競馬に関与することを禁止され、又は停止されている者
(5)集団的に、又は常習的に暴力的不法行為その他の罪に当たる違法な行為で暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律施行規則第1条各号に掲げるものを行うおそれがあると認めるに足りる相当な理由がある者
(6)協会の運営委員会の委員
(7)協会の役職員及び地方競馬に関係する地方公共団体の職員
(8)地方競馬に関係する調教師等の厩舎関係者
(9)「(2)又は(3)に該当したこと」、「不正の手段により馬主登録を受けたこと」、「馬主登録証等の偽造等を行ったこと」、「自己の所有しない馬につき自己の名義で馬の登録をし、又は出走させたこと」若しくは「自己の所有している馬につき他人の名義で馬の登録をし、又は出走させたこと」により馬主登録を取り消され、その取消しの日から5年を経過しない者
(10)調教師に競走馬を継続的に預託することが困難であると認められる者
(注)原則として、年間の所得金額が500万円(法人にあっては、法人の代表者についても同様とし、組合にあっては、組合員各々について300万円)に満たない者。また、法人にあっては、過去2か年の決算が赤字となっている者又は直近決算の貸借対照表において債務超過となっている者についても本号に該当する者として取り扱います。
(11)住民基本台帳に記載されていない者
(12)(1)~(11)のほか、競馬の公正を害するおそれがあると認めるに足りる相当な理由がある者
(13)ブックメーカーやインターネット賭事業者など、国内で開催されている競馬を賭けの対象とする可能性のある事業を運営又は従事する者又はこうした業者と業務上の関連を有する者
(14)限定した会員に有料で競馬予想情報を提供する事業(いわゆる「会員制競馬予想業」)を運営又は従事する者又はこうした業者と業務上の関連を有する者
(15)法人でその役員(いかなる名称によるかを問わず役員と同等以上の職権又は支配力を有する者を含む。)のうち、(1)~(9)、(11)~(14)のいずれかに該当する者のあるもの
(16)組合で組合契約(協会指定の内容を含む契約)を締結していないもの
(17)組合でその組合員のうちに法人又は(1)~(9)、(11)~(14)のいずれかに該当する者のあるもの

※地方競馬全国協会「地方競馬の馬主申請Q&A」より

聞いた話ですが、とある有名ヤクザと同姓同名同県在住の人が馬主登録をしようとしたら、競馬保安協会から身辺調査が入ったそうです(聞いた話だから真否は不明ですよ!)。

というわけで、身元は結構しっかり調査されるようですので、俺はあかんなあ、という人は素直に諦めるか、NARに問い合わせることをおすすめします。

地方競馬の預託料について

所得500万円の壁をクリアして、馬主登録ができたとしても、預託料の問題があります。

大井競馬場などでは毎月の預託料が40万円近くになり、所得が500万程度では到底払うことができません。

とはいえ南関東でも浦和競馬場なら22-26万くらいと割安ですし、高知競馬場や門別競馬場なら15万円程度と格安になりますので、サラリーマンでもお小遣いを切り詰めれば払える程度の預託料になります。

競馬場ごとの預託料を一覧にまとめた便利なページがありましたので、ご参照いただければと思います。

古いページですが頻繁にアップデートされているようで、ほんとうに頭が下がります。

個人的には、門別に入厩させて様子を見て、強そうなら南関東、そうでもないなら高知か水沢に入れたいなと思っています。




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