馬主になるには日記

競馬が降雪中止になる細かい理由を調教師に聞いてみた

シトリンちゃん復帰初戦のはずが…降雪で中止!

1月6日。シトリンちゃん&ハヤブサピアーノの復帰初戦ということで、大阪から上京していたおやじ・おふくろを連れて川崎競馬場に行ってきました!

雪の川崎競馬場

なのに着いてみたらこの大雪。みんな馬主席もパドックも「やるのか」「やらないのか」でざわついています。

8Rの周回中にはパドック脇で関係者会議のようなものが開かれており、これはもうあかんなあというムード。

そして警備員さん伝手に「中止です」という宣告が届きました。嗚呼…!

競馬が降雪で中止になるまでの流れと理由

現場にいたM師にどういう経緯なのかを聞いたところ「ジョッキーから危険なので続行できないという申し入れがあった」とのこと。

降雪中止!

基本的に騎手がギブアップしたらもう無理なようです。まあそりゃそうですね。

そしてどうして危険なのかと言うと「視界が狭くなる」「雪が蹄の間に入って固まって詰まる」からだそうです。要するに靴底のギザギザがない靴で目を細めて雪の中を走るようなもので、たしかに危険ですね。

降雪中止でも出走手当(だけ)は出る!

とはいえ、こんな危険な状況で復帰初戦を迎えるというのも剣呑なので、シトリンちゃんのためには降雪中止で良かったなという気はします。しかし痛いのは手当が入らないことです。

降雪中止の出走手当

正確に言うと出走手当の12万円は手に入るのですが、着外手当の7万円が入りません。川崎の騎手を起用していた場合にもらえる2万円の手当もなし。シトリンちゃんは船橋の本橋孝太騎手が乗っているので、関係ないのですが…。

あとで追加の手当が3万円つくことに

しかしながら、6日の川崎9Rはそもそも1日と7日のレースにあぶれてしまった馬で組まれているレースです。しかもメインレースの3歳オープン戦が少頭数だからと、レース順を後ろに回されてしまったという経緯があります。

それで8R時点で降雪中止はあんまりにもあんまりなので、追加で手当を出すよう仲間の馬主さんが競馬組合に抗議に行ってくれたのですが、そのおかげか3万円の追加手当が後日支給されることになりました。ありがてえ…!

シトリンちゃんの再始動は19日の浦和3Rから!

じゃれるシトリンちゃん

というわけでシトリンちゃんの復帰初戦は月末に持ち越し…のはずが、佐藤師が1月の浦和開催にも登録だけしてくれていたおかげで、なんと19日の3R、800m戦で走れることになりました。良かったー!

鞍上も引き続き本橋孝太騎手の予定です。なにげに一頭持ち馬主としては浦和初参戦なので、ドキドキです。よかったら応援してやってくださいね。

というわけで皆様、本年もよろしくお願いいたします。

  • この記事を書いた人

田中(あらいちゅー)

2018年のサマーセールでサウスヴィグラスの牝馬を購入し、新馬→2走目と連勝し、1年間足踏みしたのち念願の3勝目を獲得。川崎と盛岡で共有馬主もしています。詳しい自己紹介は運営者情報からどうぞ。

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