すんごく快適!船橋競馬場の馬主席
船橋競馬場は建て替え中&感染対策で観客を入れていないため、馬主席の運用がこの記事の掲載当時と大きく変わっています。
関係者入り口・もしくは一般の入り口(閉鎖されていますが警備員さんに馬主登録証を見せれば入れます)からスタンドへと向かうと、そのまま馬主席に直通するエレベーターへとたどり着きます。そこで馬主登録証を見せて手続きをします。
なお、出走馬がいない場合はそもそも中に入れません。
珍しく日曜日に開催かあるので、船橋競馬場の馬主席を探検すべく現地に行ってみました!
ここは川崎競馬場と違って、千葉県馬主会の会員でなくても、馬主会会員と同じ馬主席が使えます。ありがたいですね~。
(もちろん、社台グループオーナーズの会員さんでも大丈夫です)
また出走馬がいてもいなくても馬主席が使えます。要するに馬主登録証があればオッケー。とても太っ腹だと思います。
船橋競馬場の馬主席はここから入る
馬主席には、パドック横(メインスタンド1F)にある受付を通って入ります。当たり前ですが、馬主登録証をお忘れなく。
席数は60席ほどあるので、重賞でもなければそうそう満席になることはなさそうです。実際、この日は日曜開催にもかかわらず、2割くらいの入りでした。
予約ではなく先着順です。千葉県馬主会の案内を見ると「馬主1人につき同伴者2人まで」とあるので、チケットは計3枚もらえるようです。
ただ、かしわ記念等のビッグレースがある日は扱いが違うようで、千葉県馬主会会員馬主1人につき同伴1人+立見席券1人分、非会員は馬主席1人+立見席券1人分となっていました。
というわけで、かんたんな手続きを終えたら馬主席章を受け取って、隣のエレベーターで3階に上がります。
馬主席には珍しいテーブル席がある!
船橋競馬場の馬主席は、穴場がふたつ、払い戻し機がひとつ、トイレが一組。そして驚いたことに、テーブル席があります。
地元の馬主さんにはここが人気のようで、いつもここから埋まっている印象です。
いす自体はふつうなのですが、机が広々としているので、普通の席よりも快適に打てそうですね。
近くにモニタがあるのでオッズの確認なども不自由はしないと思います。
馬主席のバルコニーはパドックが超みやすい!
船橋競馬場の馬主席、もう一つのウリが馬主用のバルコニーでしょうか。
ここからはパドックを広々と見渡すことができます。
ウィナーズサークルもすぐ近くなので、コンパクトながらもよく出来た施設という印象です。
パドック内にも馬主専用席がある
船橋競馬場のすごいところは、パドックに芝の馬主専用席があることです。
他場のパドックにも馬主専用席あるのですが、芝の上に木製のベンチとオシャレ度は抜群ではないでしょうか。
かなり近くからゆったりとパドックを見ることができます。
調教師と馬主の会話なんかもチラホラ漏れ聞こえてきます。否が応でも馬主気分が盛り上がってきますね。まあ馬主なんですが…。
船橋競馬場の馬主席の椅子はこんな感じ
さてお待ちかね、船橋競馬場の馬主席の椅子はこんな感じです!
ゴールと表彰台が目の前!
馬主最優先、という感じの作りでありがたいですね。
机の広さ、椅子の座り心地、まったく申し分ありません。モニタがないのは残念ですが、大型ビジョンがあるので特に問題はなさそうです。
川崎や大井の(ヒラの)馬主席とはえらい違いですね。
ドリンクもコーヒーが無料となっています。酒類の販売はありませんが、馬主席の穴場の横に一般スタンドへ抜けるドアがあり(警備員さんが出入りさせてくれます)、はっきり言ってメチャクチャ使いやすいです。
船橋競馬場の馬主席、すっかりお気に入りになってしまいました。
奥行き十分の机と、デスクライトがあるのが便利すぎます。
そして掃除のおばちゃん、穴場のおばちゃん、警備員さん、受付のきれいなおねえさん、みな申し分ないホスピタリティで、ここが地元の馬主さんは幸せだなあと思います!
残念ながら船橋競馬場に持ち馬はいないのですが、ご縁のある厩務員さんがいるので、いつか余裕ができたら船橋にも入れてみたいですね。
私が住んでいる新宿からのアクセスはやや遠いのですが、楽しい観戦の日々を送ることができそうで、これからが少し楽しみになってきました。
船橋競馬場は2023年に建て替えてリニューアルします!
こんなに素敵な船橋競馬場ですが、2023年にスタンドの全面建て替えを含む場内のリニューアルを行うそうです。
よみうりランドさんの発表がインプレスで記事になっていたので、引用してご紹介します。
メインスタンドです。どことなくフランスのロンシャンに似ていますね。風格があって素敵。
これだけ見ると馬主席もゴール付近に引き続き置かれるのかなと思います。
入り口もきれいに整備されるようです。とはいえ、この位置関係だと京成の駅からはちょっと遠そうですね。
全景はこんな感じ。スタンド裏のエリアはパドックが中心になっており、賑わいがありそうですね。
またメインスタンド脇にも厩舎エリアらしきものがあります。
船橋競馬場の新経営計画は競馬場のホームページからPDFで読めます。こちらもご興味があればどうぞ!