DMMバヌーシーがスタイリッシュに進化していた!
このブログでも時折言及するDMMバヌーシーですが、しばらく見ていない間にかなり進化していました。
大きく進化したのは
- 専用アプリ廃止でブラウザベースのサービスになった。
- 口数が10000分割から2000分割になる。
この2点です。私は最初期からの出資会員なので、以前との違いという観点からご紹介していきましょう!
ブラウザベースのサービスになった
これまでDMMバヌーシーは専用アプリからのサービスで、動作がやや重たく情報にアクセスするのも手間という印象がありました。
現在はブラウザベースのサービスに修正され、かなり軽快になりました。我々競馬ファンはnetkeibaなどの各種Webサービスを横断して競馬の世界を楽しんでいるので、これは便利になったと思います。
DMMバヌーシー名物のラウンジは健在
DMMバヌーシーはラウンジを用いた会員同士のコミュニケーションと、運営との距離が近いのが売りでしたが、新サービスでもそれは健在でした。
過去にバヌーシー軍団に所属した馬たちのラウンジも維持されており、出資馬アイワナシーユーの繁殖入りはここで知りました。お金にならないはずなのに、ラウンジを続けてくれるところがニクいですねえ。
お遊び的な要素はなくなった
便利になった反面、アプリに実装されていた3DCGの馬にニンジンをあげる機能や、現実世界をモチーフにしたUIなどは廃止されたようです。
このあたりは使っていてすぐに飽きたので、残念ながら当然といったところでしょうか。
馬代金と預託料の体系がわかりやすくなった
いままでのDMMバヌーシーの難点として、馬代金と引退までの預託料が出資時点でまとめて請求され、早期引退での精算返還はあるものの、料金体系がわかりにくいという問題がありました。
それがこのように「競走馬出資金」と「購入時一括払」に分けて表示され、引退時に返金がある旨が明記されるようになりました。
これは、地味に購買意欲をそそるリニューアルだと思います。購買時一時払金の中に馬代金が入っていることを明示すれば、表示としてもっと分かりやすくなるとは思いますが、それでも今までよりは全然よいですね。
募集口数が1万口から2000口に変更された
DMMバヌーシーは募集口数が多く、落選や実績修行といった一口馬主につきものの苦痛がないのが大変素晴らしいポイントなのですが、さすがに1万口では会員の管理維持が大変だったのか、本年度の募集から2000口単位の馬が導入されるようです。
シュガーハートの2018は募集価格が1億2000万ということで、2000分割しても6万円です。これはいままでのバヌーシーから考えると、かなり高い買い物のように思います。
この価格帯だと他の一口馬主クラブと競合する?
先述のように、2000口募集になると超高額馬は一口価格が10万円を超えてくるわけで、その他の一口馬主クラブとの価格差がなくなってしまいます。
ラウンジや密な情報提供などのサービスで全体としての優位性は保てるとは思いますし、クラブ側も綿密にマーケティングをしているのだとは思いますが、DMMバヌーシー的な「お金でなくロマン」というサービスが、この価格帯で成り立つかはチャレンジですね。
DMMバヌーシーは普通のクラブになりつつある
DMMバヌーシーは「お金じゃなくてロマン」のクラブとして、ある意味ルーズなところが売りでした。
サービスのリニューアル後は、いままでのDNAを受け継ぎながらも、普通の一口馬主クラブに近づこうとしているように見えます。
バヌーシーがいま黒字なのか赤字なのかはわかりませんが、このリニューアルが吉と出て欲しいですね。
DMMバヌーシーは実際の馬主に感覚がかなり近い!
落選や実績という概念がなく、欲しい馬がいればお金を出せば買える。情報提供が密で、愛馬の顔が見える。こういった点から、DMMバヌーシーは実際の馬主体験に一番近いサービスだと思います。
いままでの良いところを伸ばして、ますます繁栄していって欲しいです。
そして願わくば、芝のGIだけでなく、馬主孝行なダート血統なんかもクラブでつなげて行ってくれれば嬉しいですね!